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2011年8月12日 (金)

術後1日目。

今日が、手術後、一番痛い日になると聞いていたので、
昨日と同じくらいの時間に病院へ。

病院へ着くと、看護師さんが、
「飲み物が無かったんですよ。水は少し飲みましたが、何かをゴクゴクと飲んだわけではありません。」との事。
確か、冷蔵庫に飲み物は入れておいたはずだったのですが、
飲みかけの物は、どれが誰のかわからず、旦那が全て捨ててしまったよう・・・。
術後すぐは、飲み物は飲めないと聞いていたので、
飲み物の事は気にかけていませんでした。
これは、失敗。
次回は、ちゃんと用意しておこう。

病室へ行くと、昨日の術後とはうってかわって、
全く別人のような、とても不機嫌な顔をしたののがいました。
とても痛いから、そんな表情になっているのはわかるのですが、
「痛い?」と聞くと、「痛い・・・。」と答えるのの。
「痛い。痛い。」と泣いてくれれば、よしよしとなぐさめてあげられるのですが、
1人で痛みに向き合い、1人で頑張っているののを見て、
どう接していいのかわかりませんでした。
その後、痛みからか、ポロポロと涙を流し出したのの。
「痛いの?」と聞くと、うんうんと首を縦にふるのの。
こんなに痛い思いをさせてしまい、また、申し訳ない気持ちになり、
一緒になって、泣いてしまいました。
何をしてあげたらいいのかわからず、足をもんであけたり・・・。
「入院しているお友達みたいに、すぐ痛くなくなって、元気になるから、頑張ろう。」
と励ますと、落ち着いたようでした。

その後、永田先生の奥様が病室の担当で、検温、血圧測定に来てくれました。
その時、手伝おうとすると、「自分で出来るから、自分でやらせてください。」との事。
痛いけれど、自分で動いた方が回復も早いし、自分自身が楽になると言われ、
見守る事に。
「じっとしていると痛いから、歩いた方が痛みは楽になるよ。」と言われ、
病室の外にあるトイレまで歩いて行く事に。
この時、ベッドから起き上がるのを、私が手伝い、手をつないで、トイレへ。
やはり、歩いた方が楽になるらしく、その後、少し笑顔が出てきました。
辛くなると歩くの繰り返しで、12時頃、
丸山先生が胸に入ったままのドレーンを抜きにきてくれました。
ちゃんと、見えなかったのですが、胸の傷は、きれいだったと思います。
どうやって抜くのかと思っていたら、「はい、抜くよ~。」とズルッと一気に引き抜き、
ののは、一瞬驚いたようでしたが、痛みは無かったようです。
関西出身の丸山先生は、ちょっとローカルな話をして、
あおを泣かせて病室を後にしました。(笑)

ドレーンを抜くと、少し楽になったらしく、
昼食は、おかず2品とご飯を4分の1を食べる事が出来ました。
その後、痛み止めが切れてきたのか、
痛がるようになり、痛み止めをもらいに行きました。
すでに、座薬を3回くらい使ったらしく、今回は飲み薬にしましょうとの事。
座薬は寝る前に使ってもらえるようです。

その後、傷口が痛いのか、急に泣き出しました。
「痛いの?」と聞くと、「痛い。」とのの。
「痛くて、泣いてるの?」と聞くと、首を縦に振るのの。
でも、それだけじゃないと思い、聞くのが怖かったけれど、
「手術した事、後悔してるの?」と聞くと、首を横に振るのですが、
泣いてる理由がわからずに、「ちゃんと言ってくれないと、わからないよ。」と言うと、
「夜、1人になるのが、淋しい。」との事。
今日は、旦那も1人で奈良へ帰る事になっていて、
「お父さんも、今日から奈良で1人やから、皆で頑張ろう。」と励すと、
それまで、ベッドから起き上がるのを、私が手伝っていて、
「お母さん帰ったら、誰に起き上がるのを手伝ってもらったらいいの?」と聞くので、
ナースステーションに、その旨、伝えに行くと、
「もう、そろそろ自分で起き上がれますよ。お父さんやお母さんがいると、頼ってしまうんだけど、自分で、どうやって起きたら痛くないとか、自分でやっていかないとわからないので、手伝わないで、自分でやらせてみてください。」との事。
それを聞いた時、ののは、淋しさと痛みから、甘えてるんだという事に気づきました。
こんな時だから、甘やかしてあげたいし、親が出来る事は、やってあげたいけど、
自分のためにならないのならと、病室へ戻り、
「もう、これくらいだと、皆自分で起きて、歩くんやって。自分でやらないと、どうやったら痛くないかわからないし、いつまでたっても、自分で起き上がれないし、ちょっと、自分で頑張ってみよう。どうしても、痛かったら、手伝うから。」と伝えると、
その時から、自分で起き上がる練習を始め、自分でベッドから降りて、
1人で廊下を歩けるようになりました。
その後、飲んだ痛み止めの薬が効いたからか、ウトウト寝始めたのの。
ちょうど、その時に点滴の時間で、永田先生の奥様が来て、
「自分で出来るようになりましたね。」と褒めていただきました。
その時に、色々と育児の話や永田先生の話、手術の事を教えていただきました。
永田先生の所で手術した人は、術後が、かなり、楽なようです。
他の病院だと、術後翌日から、歩いたり、飲んだり、食べたり出来なくて、
しかも、痛みは1週間くらい続くとの事。
永田先生は、手術前の麻酔から痛み止めを使うので、
麻酔から覚めても、傷が痛まないそうです。
これは、外国の方法らしいです。
そういえば、義父が手術した時、麻酔が切れた時は、すごく痛がっていたのに、
元気だったののを見て、不思議に思ったのですが、
そういう事だったのかと理解しました。
私は、本当に永田先生にお願いして、よかったと思いました。

夕方の回診の時間が近づいてきたのですが、
旦那は新幹線の時間が近づいてきたので、回診を見る事なく、病院を後にしました。
今まで、家族がバラバラになる事が無かったので、
旦那とののは泣きながら、話していました。
お父さん大好きっ子なシンも泣き出し、
今から、私1人なんだと思うと、しっかりしなければという思いと、
少しプレッシャーを感じました。

その後、回診。
術後のののの耳を見せていただき、まだ腫れているものの、
とてもきれいな耳が出来ていました。
先生から、「順調ですね。」と言っていただき、ほっと一安心。
ののにも、「すごくきれいな耳が出来てたよ。」と伝えました。
その後、雷と豪雨で、なかなか外に出られなかったのですが、
小雨になったので、帰る事に。
ののは、淋しさから、またまた泣き出しました。
まさか、こんなに1人になる事に、淋しいと言われるとは思っていませんでした。
きっと、術後の痛みが余計に心細くさせているのかもしれません。
部屋に戻ってから、何度か電話を入れ、明日も早めに行くからと伝えると、
少し安心したようでした。
夜、旦那からも、無事に奈良に着いたと連絡が入り、一安心。
旦那も、ののに電話を入れてくれていました。

とりあえず、一番大変な1日が終わりました。
まだ、術後1日目。
先は長いし、皆で頑張らないと。

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